【シリーズ】ものづくりに欠かせない道具〜ノギス〜

ものづくりに携わる人には常識でも、一般的には馴染みの薄いかもしれないいろいろな道具があります。
中にはホームセンターや100円ショップなどで簡単に入手出来、DIYでも役に立つような道具も。
弊社でも様々な道具を駆使し、日々生産をしています。

そんな道具を、広くものづくりに興味を持ってもらえるコンテンツとしてシリーズでご紹介します。

measuring guitar pick

ノギスとは

第一弾として紹介するのは「ノギス

ものの大きさを計測するための道具で、弊社でも数十本が使われている極々基本的な道具です。

誰でも定規は使ったことがあると思いますが、紙などの2次元的な距離の計測にはそれでまかなえますが、パイプの外径や内径、また細い穴の深さを測りたいとなった場合はどうでしょう。

そんな時に最適な計測器がノギスです。

辞書的な意味としては

ノギスは、本尺とそれに沿ってスライドする副尺からなり、対象の厚さや径などを測定する測定器である。本尺・副尺には爪(ジョウ、クチバシなどとも呼ばれる)がついており、対象を外側から挟んだり、対象の内側に当てたりすることができる[注釈 1]

単に「ノギス」と言った場合は一般に、副尺にバーニヤ目盛を具えた工業用のものを指し[1](他の種類のものと特に区別する場合はバーニヤノギスと呼ばれる)、100分の5ミリメートル単位までの精密な長さの測定ができる。工業用のノギスは、日本産業規格 JIS B 7507 に規格[注釈 2]が示されており、バーニヤノギスのほかに数値読み取り部分がダイヤル式のダイヤルノギスや、デジタル式のデジタルノギスなどの種類がある。現在ではデジタルノギスがその利便性によって普及している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%AE%E3%82%B9

デジタルノギス

ノギス

こんな形の道具が一般的なノギスで、小さなアナログノギスですと100円ショップでも販売されていたりします。
デジタルノギスでも安いものでは1000~2000円程で入手できる測定器です。

そのほかにも、くびれた部分の外径測定や、袋状の内径を測定するのに便利な「両丸口ノギス」、穴の間隔を計測するのに特化した「ピッチノギス」、内径測定に特化した「インサイドノギス」などの種類もあるため、使用目的に合わせた選択が必要になります。

両丸口ノギス

ピッチノギス

インサイドノギス

まとめ

ものづくり現場で、加工した製品の品質を確認するために必要不可欠な計測。

その最も基本的な道具である「ノギス」を今回はご紹介しました。

DIYをする方にもおすすめな手に入りやすい道具です。

今後もものづくりをもっと身近に感じていただけるようなコンテンツを発信していきますのでよろしくお願いします。

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